一人で暮らし始めると、なにかと物入りで、実家暮らしの時に比べると、なかなか貯金ができません。
では、一人暮らしの人は、すべて貯金ができないのでしょうか?中には、一人暮らしをしながらも、確実にコツコツと貯金を続けている方もいます。
実は、一人暮らしで貯金ができない人には、ある共通項があったのです。お金が貯められない人に共通の特徴をご紹介します。あなたは、どれぐらい当てはまるでしょう?自分を知って、対策を立てれば、必ず、あなたもお金が貯まるようになります。
共通の7つの特徴について、順番に見ていきましょう。
① 貯金の目的、目標額があやふや
漠然と、あるいは漫然と貯金をしようと思っても、貯まるものではありません。一人暮らしで貯金ができない人は、なぜ貯金をするのか、その目的や目標額が明確に定まっていないことが多いです。
車の頭金に100万円
海外旅行に50万円
結婚資金に200万円
老後資金として退職までに2,000万円
など、短・中・長期のスパンで計画を立てましょう。そして、そのためにはどんなペースで貯める必要があるかを考えて、設定しましょう。
具体的な目標に向かって貯金すると、達成感やモチベーションがキープできます。
② 自分の支出がはっきり把握できていない
いわゆる「ザル勘定」になっています。収入は、当然給料だからわかると思いますが、それに対して、何にどれだけ必要で、どれだけ使っているかを把握していない人が、貯金できない傾向にあります。
支出を把握するベストな方法は、家計簿をつけることです。今は、レシートの写真を撮るだけで家計を管理できるアプリなどがありますから、家計簿のハードルは低いです。まず、1ヶ月のキャッシュフローをつかみましょう。
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③ 自分のための投資にお金を使おう!
日々、コツコツと節約に励んでいるのに、ある日、突然、大金を使って購入してしまったものがある人も多いかもしれません。そんな場合、どんな心境でお金を使ったのか、思い出してみてください。
あると便利そう
持っているとかっこいい
普段節約しているから、これぐらい買ってもいいと思った
以上のような心理で買ったものは、あなたへの投資にはなりません。見栄や欲望のままの浪費です。
投資のためのお金とは、キャリアアップのための資格取得のための通信講座やスクールなどのための出費などです。
パッと見て、「これ欲しい!」という気持ちに駆られたら、一呼吸置きましょう。場合によっては、店からいったん出るのもグッとアイデアです。しばらく間を置くことが大切です。
④ さみしがりやor甘えん坊
一人暮らしでお金が貯まらない人には、さびしがりやや甘えん坊が多いです。一人で自立して行動ができず、どうしてもつるんでしまいます。誰かのお誘いにはヒョイヒョイ付いていきます。そして調子に乗って無駄遣いをしてしまいます。
また、人から購入をすすめられると断れず、つい買ってしまいます。こんな生活をしていると、お金はいくらあっても足りません。
人に頼らない、しっかりした気持ちを持てるよう、自信が持てる何かに打ち込むことをおすすめします。
⑤ 無自覚にお金を使っている!
出勤前にコンビニに寄りコーヒーを買う、仕事帰りに本屋に立ち寄り雑誌を買う、
家に帰る前にスタバに寄りお茶してしまう・・・こんなことが習慣になっていませんか?
お金が貯まらない人は、お金を使う場所に無自覚に行ってしまい、無自覚にお金を使っています。家から、マイボトルにコーヒーを入れていくなど、近寄らない工夫をしましょう。
⑥ 部屋が散らかり放題、整理整頓が苦手
整理整頓が苦手で、部屋が散らかり放題で、どこに何があるかをきちっと把握できていない人が多いです。せっかくあるはずなのに、探すのが面倒、探せないということでまた買ってしまいます。
こういう人は、まず今ある多くのものを整理し、今流行りの断捨離を進めましょう。必要なものがはっきりどこにあるかがわかるように、定位置を決めると、無駄買いがなくなります。
⑦ パチンコ、スロット、競馬などギャンブルが好き
会社帰りにパチンコ、休みの日には一日中スロット、競馬や競輪…というのでは、お金が貯まるはずがありません。一度当たった喜びが忘れられず、通い詰める人が多いですが、貯金どころか、地獄への一里塚です。
まず、生活を整え、ギャンブルの代わりに夢中になれる趣味、ランニングやフットサルなど、体を動かす趣味を見つけませんか?きっと生活は好転し始めます。
いい仲間とも出会い、それが貯金へのモチベーションにもつながります。
まとめ
あなたは、貯金ができない人の特徴にいくつ当てはまりましたか?「7つ中6つも当てはまったから自分は貯金なんてできない!」とあきらめるのではなく、ここで見つかったあなたの欠点に気づくことで、生活を立て直していけるはずです。
さぁ、気持ちを新たに頑張りましょう!